記事: 梅雨に実践したいお手入れ方法
梅雨に実践したいお手入れ方法
雨が続き、湿気が多くなる梅雨の時期。
雨や湿気は革製品の大敵。
BONAVENTURA製品を永くご愛用いただくため、
梅雨時期のお手入れや対処法をご紹介いたします。
雨に濡れてしまったら ・・・・
以下手順のお手入れをお試しください。
1.濡れてしまったら速やかに乾いた柔らかい布で水分を優しく拭き取ってください。
2.形を整えて通気性の良い日陰でゆっくり乾かしてください。
(BAG等の場合はアンコを入れて形を整えます)
大切な革アイテムが濡れると、ついつい焦ってしまうもの。
でも、急いで一気に乾かすのは革にとって逆効果です。
ドライヤーや乾燥剤を使って急激に乾燥させると、革の縮みや硬化につながり、型崩れやひび割れを引き起こすことがあります。
革が自然に乾くのを気長に待ってあげてください。
・濡れたデニムが色移りしてしまった ・・・・
1.埃を払うために柔らかい布で乾拭きをします。
革を傷つけないように優しく拭いてください。
2.革専用のクリーナーを柔らかい布に少量取って優しく撫でるように拭き取ってください。
(必ず目立たない箇所でお試しの上ご使用ください)
上記落ちない場合は、色素が染み込んで定着してしまった可能性があり落とせない可能性もございます。
弊社での対応が可能か確認いたしますのでお早めにカスタマーサポートへご相談ください。
※水分を含むと染色した色は色落ちし易くなります。
雨の日や湿気の多い日は特にご注意ください。
・久しぶりに使おうと思ったら、かびていた・・・・
カビが発生する理由
1.カビが増殖する条件は湿度が70〜80%以上といわれています。湿度が⾼い場所にずっと置いておくとカビが繁殖しやすくなります。
理想の保管場所は通気性の良い⽇陰。
しかし、クローゼットや押⼊れだと湿度が⾼くなりやすいため、
扉を開けて換気をこまめにし、クローゼット(押し⼊れ)専⽤の除湿剤を置く、適度な空間を作って通気性を良くするなどして湿度が⾼くならないように工夫する必要があります。
2.温度
カビが増殖する温度は20℃〜30℃になります。
保管場所の温度がずっとこの温度になっていると、カビがどんどん増えてしまいます。
3.栄養源
ホコリや⼿の脂などの汚れ、⾷べかす、⾰⽤クリームの拭き残しなどがカビの栄養となり、繁殖する要因となります。
保管する前にはきれいにお⼿⼊れをしましょう。
万が一カビが出来てしまった場合
カビができ始めたくらいであれば、⽔気を固く絞った布で⽔拭きすれば落とすことができます。
⽔拭きの後は乾拭きで⽔気を拭き取り、⾵通しの良い⽇陰で⾰を乾燥させます。
カビが酷い場合はカスタマーサポートへご相談ください。