子供の門出をお祝いする入学式は、フォーマルな装いが求められるお祝いの場です。
入学式の装いは、マナーに沿った服装だけでなく、持参するバッグの選び方にも注意する必要があります。
フォーマルな場では特に、バッグは印象を大きく左右する要素でもあるため、マナーを押さえつつも、品のいいものを選びたいところです。
この記事では、入学式にふさわしいバッグの選び方や、バッグのタイプ別の特徴をご紹介します。併せて、注意したいNGマナーも見ていきましょう。
入学式のバッグの選び方は?ポイントを紹介
1. ベーシックな色
入学式のバッグの定番カラーは、ブラック、ネイビー、ベージュ、ホワイトなどのベーシックなカラーです。
お祝いの場では、ベージュやホワイトなどの明るい色が人気となっています。
入学式での服装は、ネイビーやグレー、ブラックなどのベーシックな色が選ばれます。
こうしたカラーの服装に合わせて、バッグも同じように落ち着いたベーシックカラーを選べば、統一感と品のある装いになります。
なお、ベーシックカラーにはブラックも含まれますが、喪服とは異なる点には注意が必要です。
服装、バッグともにブラックにする場合は、アクセサリーなどで華やかさを意識してコーディネートしましょう。
一方で、ネイビーやグレー、ブラックなどの落ち着いた色の服装に、ベージュやライトグレーなどの明るい色味のバッグを組み合わせると、差し色の効果があり、春らしくやさしい印象になります。
このように、服装とバッグの色の組み合わせ次第で、お祝いの場にふさわしい品を保ちながら、入学式ファッションを楽しむことができます。
2. 上品な素材
入学式のバッグの定番素材は、本革です。
本革の上品なたたずまいは、入学式だけでなく卒業式や結婚式など、フォーマルなシーンで幅広く重宝するため、ひとつ用意しておくと便利です。
長く愛用できるように、高品質なものを選ぶことをおすすめします。
また、サテンやナイロンなどの織物も、フォーマル向けデザインであれば、セレモニーバッグとして問題なく使えます。
こうした素材は軽いため取り扱いやすく、カラーバリエーションも豊富なため、服装に合うバッグも見つけやすいでしょう。
本革以外のバッグを選ぶ場合のポイントは、ラメやメタリックなど光沢感の強いものは避けて、上品なツヤのあるものを選ぶことです。
3. シンプルなデザイン
入学式のバッグはシンプルなデザインのものを選びます。
フォーマルなバッグの基本は、かぶせ(ふた)のある形ですが、派手な装飾を避ければ、かぶせがなくても問題ありません。
華やかなゴールドの金具やリボンなどもアクセント程度ならよいでしょう。
また、できるだけ無地のものが望ましいとされています。全面にモチーフがあしらわれているものや、ストーンが敷き詰められているものは派手な印象が強く、フォーマルな服装との相性もよくありません。
4. コンパクトなサイズ
入学式へ持っていくバッグのサイズの目安は、袱紗(ふくさ)がすっぽりと収まるか、ひと回り大きい程度です。
コンパクトなサイズ感は、落ち着きがある印象になり、よりセレモニーにふさわしい装いになります。
一方、避けたいのはA4サイズの書類が入るような、ビジネスバッグに近いサイズのものです。
大きすぎるバッグは式典には不向きで、せっかくの晴れの日の装いも、印象を下げてしまうため、避けたほうがいいでしょう。
持ち帰るものなど、荷物が多くなるのが心配な場合は、コンパクトなメインバッグと合わせてサブバッグを用意するのがおすすめです。
たたんでメインバッグに収納しておけるようなサブバッグなら、スマートに持ち運べて、荷物が増えたときにも困りません。
メインバッグや服装のカラーとなじみやすいように、サブバッグもブラックやダークブラウン系などの落ち着いた色味を選びましょう。
なお、紙袋をサブバッグ代わりにするのは、カジュアルな印象になるため入学式には不向きです。
バッグのタイプ
入学式向けのバッグは、定番からカジュアルなものまで、いくつか種類があります。
装いの印象や、使い勝手の良さも変わってくるため、特徴を踏まえて選ぶことが大切です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
入学式のバッグのNGマナー
入学式のバッグを選ぶ際は、いくつか注意したいマナーがあります。
せっかくの祝いの場で失敗しないよう、NGマナーも確認しておきましょう。
大きなロゴのブランドバッグ
入学式のバッグは、大きなブランドロゴや装飾が付いているものをはじめ、派手なデザインのものは避けましょう。
あくまで子供が主役の厳粛な式典のため、華美な印象のバッグは場違いになってしまいます。
また、大きなロゴや模様が入ったデザインのバッグは、カジュアルな印象になりがちです。
入学式のフォーマルな装いには、落ち着いた品のある印象のバッグが必須です。
クロコ、パイソンなどの柄や毛皮
入学式などのフォーマルなシーンには、クロコやパイソン柄のほか、毛皮などの素材は、派手な印象を与えがちなため避けましょう。
たとえ質のいいものだとしても、入学式にはふさわしくありません。
また、モノグラムや小紋のようなパターン柄も、カジュアルな印象が強いため、フォーマルシーンには不向きです。
ビビッドな色
ビビッドな色のバッグは、奇抜な印象を与えるため避けましょう。
服装と合わせてベーシックカラーのバッグを選び、落ち着いた印象でまとめることが大切です。
差し色として華やかさを足したい場合は、品の良さを意識して、色合いを選びます。
入学式バッグに入れる持ち物
<入学式の持ち物の例>
・ハンカチ
・ティッシュ
・お財布(かさばらないコンパクトなものがおすすめ)
・スマートフォン
・カメラ
・メイク用品(お直し用)
・スリッパ
カメラやスリッパは、サイズによってはバッグに入らない可能性もあります。
コンパクトなメインバッグと、ある程度容量のあるサブバッグを組み合わせたほうがスマートな印象になるため、荷物の量によっては、サブバッグの用意をおすすめします。
バッグと服装のコーディネート例
BONAVENTURAおすすめの入学式のバッグ
BONAVENTURAとは、イタリア語で「幸福」を意味する言葉です。
BONAVENTURAの名前には、「身近なアイテムを上質なものに変えたら、より幸せを感じられる。その幸せを届ける存在でありたい」という願いが込められています。
ここでは、そんな幸福を願うブランドであるBONAVENTURAのアイテム中でも、入学式のバッグにおすすめの製品をご紹介します。
入学式のバッグは服装との相性も重視して素材やデザインを選びましょう
入学式のバッグは、フォーマルな場にふさわしい素材やデザインのものを選ぶ必要があります。
卒業式や結婚式など、ほかのセレモニーでも使えるバッグを用意しておけば重宝するはずです。
当日の服装のスタイルやカラーも踏まえてバッグを選び、品のある装いにまとめましょう。
セレモニーにふさわしいバッグをお探しの方には、150年以上の歴史をもつ名門老舗タンナーの上質な本革を採用したBONAVENTURAの製品がおすすめです。
入学式にふさわしいハンドバッグを複数用意しており、カラーバリエーションも豊富です。
シンプルで洗練されたデザインのバッグは、入学式だけでなくさまざまなシーンでご使用いただけます。
BONAVENTURAの公式サイトから、お気に入りの一点を探してみてはいかがでしょうか。