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  • 牛革とは?素材の特徴や種類、手入れの方法などを解説

牛革とは?素材の特徴や種類、手入れの方法などを解説

牛革とは?素材の特徴や種類、手入れの方法などを解説

革製品に使用されている革にはさまざまな種類があり、それぞれ名称や特徴も異なります。

その中でも牛革は、革製品で特に多く用いられています。

より自分の好みや用途に適した牛革のアイテムを選ぶためにも、牛革の種類別の特徴を知ることが大切です。

この記事では、牛革の種類別の特徴や手入れの方法、メリット・デメリットなどについて、詳しく解説します。

牛革は、なめしという方法で加工された牛の革のこと

牛革は、なめしという方法で加工された牛の革のこと

牛革は、なめしという方法で加工された牛の革です。牛革に使われるのは食肉として消費された牛の皮で、常に生産量が安定しているという特徴があります。

そのため、牛革はさまざまな種類がある革の中でも流通量が特に多く、革製品において一般的に用いられている革となっています。バッグや財布をはじめ、キーケースやコインケースなどの小物、革靴やインテリアなど、アイテムの種類もバリエーション豊かです。

牛革の生産地もさまざまですが、特に上質な牛革が生産されるのはイタリアやフランスなどのヨーロッパだといわれています。有名ブランドの製品に用いられているのも、ヨーロッパ産の高品質な牛革です。

牛革の種類

牛革は、どのような牛の皮を使用しているのかによって種類が異なります。

それぞれ特徴が異なるため、牛革の種類によって品質や向いているアイテムも変わってきます。

ここでは、牛革を9種類に分けてそれぞれの特徴を見ていきましょう。

カーフスキン

カーフスキンは、生後6ヵ月以内の子牛の皮で、きめ細かくすべすべとした手触りが特徴的です。

子牛の皮を使用するためやわらかくて薄く、傷がつきやすい繊細さも持ち合わせています。

希少価値が高いこともあり、牛革の中でも特に高級な素材とされています。

ヘアカーフ

ヘアカーフは、カーフスキンの中でも特に上質で高級な牛革を指します。

「ヘア」とは毛がついた状態の牛革のことで、ヘアカーフは子牛ならではのしっとりとした滑らかな毛並みの質感を楽しむことができます。

カーフスキン自体の希少価値が高いこともあり、ヘアカーフが市場に出回ることはあまりありません。

キップスキン

キップスキンは、生後6ヵ月から2年目程度の牛の皮を使用した牛革です。

「キップ」は、小さな獣の皮という意味で、若い子牛のきめが細かく滑らかな皮の質感が特徴です。

キップスキンは牛革の中ではカーフスキンの次に質が高いとされていますが、供給量が安定していることもあり、有名なハイブランド製品にも多く使われています。

ステアハイド

ステアハイドは、生後3ヵ月から6ヵ月の時点で去勢し、2年以上経った雄の成牛の皮を使った牛革です。

食用として育てられる牛のため供給・流通ともに多く、牛革の中でも特にスタンダードなタイプといえるでしょう。

厚みが均一、面積が広い、耐久性が高い、と優れた性質を兼ね備えた本革素材のため、バッグや財布、名刺入れ、ジャケットなどさまざまな革製品に使用されています。

キップスキン

キップスキンは、生後6ヵ月から2年目程度の牛の皮を使用した牛革です。

「キップ」は、小さな獣の皮という意味で、若い子牛のきめが細かく滑らかな皮の質感が特徴です。

キップスキンは牛革の中ではカーフスキンの次に質が高いとされていますが、供給量が安定していることもあり、有名なハイブランド製品にも多く使われています。

カウハイド

カウハイドは、出産を経験した生後2年以上の雌牛の皮を使用した牛革です。

丈夫かつやわらかさも持っているため、本革素材として人気があります。

子牛の皮よりも強度が高く、成牛の雄牛の皮よりも厚みがないため、両者の中間的な特徴を持つ牛革として扱われています。

ブルハイド

ブルハイドは、生後3年以上の、去勢されていない雄牛の皮を使用した牛革です。

「ブル」は、雄牛という意味で、厚さがあり繊維も太く、固めの質感が特徴的です。この強度を活かして、靴底や工業用ベルトなどに多く用いられています。

また、去勢されていない雄牛は気性が荒いため、雄同士で争うことも珍しくありません。そのため、表面に傷が残っているブルハイドもあります。

バッファローレザー

バッファローレザーは、その名のとおり水牛のバッファローの皮を使った牛革です。

バッファローは川や沼地などの水辺に生息するため、牛革の中では珍しく、水濡れに強いという特徴を持っています。

また、油分が多いために、ほかの牛革と比べてより深い経年変化を楽しめるのも、バッファローレザーならではの特徴です。

スプリットレザー

スプリットレザーは、加工前の牛革を2枚の層に分けて、本革となる層の下の層を加工した牛革です。

本革の下層部分は、床革と呼ばれます。床革は強度が低いため、樹脂やポリウレタンを用いて強度を高める必要があります。

なお、スプリットレザーは床革を加工した牛革のため、合成皮革(合皮)ではありません。

牛革のメリット

牛革のメリット

牛革を使用した革製品には、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、大きく4つのポイントに分けて、牛革のメリットを見ていきましょう。

耐久性が高い

牛革のメリットとして、耐久性が高いことが挙げられます。

一般的に流通している牛革は、表面が平らで皮膚の繊維組織が均一になっており、耐久性の高さが特徴です。

耐久性が高いと加工がしやすく、さまざまな革製品に使うことができます。

加工のバリエーションが豊富

加工のバリエーションが豊富なことも、牛革のメリットのひとつです。

牛革はほかの革と比べて面積が大きいものが多く、強度や耐久性にも優れるため、加工のバリエーションが豊富です。

バッグや財布、靴やインテリアなど革製品にもさまざまな種類がありますが、そのほとんどに牛革は使うことができるといわれるほど万能な素材です。

そのため、有名なハイブランドはもちろん、手の届きやすいリーズナブルな製品にも、牛革は広く使われています。

ブランドやアイテムの種類の選択肢が豊富なため、より用途や好みに合ったアイテムを選びやすい点も魅力です。

肌触りが良い

肌触りが良い点も、牛革のメリットです。

バッグや財布など、いつも手にするアイテムだからこそ、肌触りの良さにこだわりたいという方も多いでしょう。

牛革の肌にふれたときの吸いつくような質感は、本物の革ならではの心地良さがあります。

使い込んで味が出る

牛革は、経年変化を楽しめるというメリットもあります。

年数をかけて使い込むことで徐々にオイルなどが革に染み込み、色合いや質感が変化していくのです。

長く使うほどに色の深みや艶が出て、世界にひとつだけのオリジナルの革製品が出来上がります。

たとえ傷がついてしまったとしても、それも持ち味になるでしょう。使い込むほどに、どんどん愛着がわいてくるはずです。

牛革のデメリット

牛革のデメリット

牛革を使用した革製品には、水に弱いなどの性質から、いくつか注意すべき面もあります。

ここでは牛革のデメリットをお伝えするとともに、こうした弱みをカバーできるレザーアイテムを選ぶポイントもご紹介します。

水に弱い

牛革に限ったデメリットではありませんが、本革全般、水に弱いというデリットがあります。

水に濡れると蒸発する際に必要な油分も一緒に蒸発し、繊維が固くなってしまうのです。

濡れた状態で放置すると、そのままシミとして残ってしまったり、変色や型崩れを起こしたりもします。

特に、水分を大量に吸って水ぶくれした革は、元とおりに戻すことは非常に難しいです。


こうしたトラブルを防ぐためにも、牛革製品を使い始める前には、防水スプレーをかけることが推奨されています。

まずは目立たない箇所で試し、シミや変色を起こさないかどうかを確認しましょう。


なお、BONAVENTURAの革製品はナノガラスコーティングが施されているため、水にも強いという特徴があります。

雨濡れなどが心配な場合も、安心してお使いいただけます。


BONAVENTURA製品のナノガラスコーティングについて、詳しくは下記のページをご覧ください。

色落ちする場合がある

牛革は、経年変化に伴い、色落ちをするというデメリットがあります。

新品同様の見た目のまま長く使い続けたい方にとっては、色落ちがあることをデメリットと感じるでしょう。

その場合は、あらかじめ、経年変化を起こさない加工が施された革製品を選ぶのがおすすめです。


BONAVENTURAが採用するレザーは、色落ちや退色をほとんど起こしません。

経年変化がなく、美しく鮮やかな発色を長く楽しめるため、新品同様の見た目のまま使用したい方にもおすすめです。


同じものを作ることができない

牛革は、まったく同じものを作ることができないというデメリットがあります。

人工素材ではなく牛の皮を使用するため、傷のつき具合や細かい質感などが一つひとつ異なります。

そのため、まったく同じ製品を作ることはできません。

友人・知人が持っている革製品と同じアイテムが欲しいと思って購入しても、完全に同じ風合いを持つ製品を手に入れることは難しいでしょう。


なお、BONAVENTURAの製品は、磨き上げられた確かな技術を持つ工場の熟練した革職人によって、一点一点が手作業で丁寧に仕立てられています。

自分だけの上質な革製品を手にしたい方も、満足してお使いいただけるアイテムをお選びいただけます。


BONAVENTURAが採用するレザーやこだわりについて、詳しくは下記のページをご覧ください。

使い始めは固い

牛革は、加工の際のなめし方や革の厚さなどによって、使い始めは固くて使いづらい場合があるというデメリットがあります。

なめし方にもさまざまな種類がありますが、特に「タンニンなめし」という方法で加工された牛革は固めに仕上がります。

逆にやわらかめに仕上がるのは「クロムなめし」という方法です。


いずれの牛革製品も使い込むうちに自然と手になじみやわらかさも出てきますが、最初はどうしても固さを感じるアイテムもあるため、ものによっては割り切って使い始める必要があるでしょう。


なお、BONAVENTURA製品に使用されているシュリンクレザーは、使い始めからもっちり、ふっくらとしたやわらかな質感が特徴的です。

ずっとふれていたくなるような、上質な手触りを購入直後からお楽しみいただけます。

BONAVENTURAおすすめの牛革アイテム

長く使い続けられる牛革の革小物をお探しの方には、150年以上の歴史をもつ名門老舗タンナーの上質な本革を採用した、BONAVENTURAの革製品がおすすめです。

ここでは、BONAVENTURAの革製品の中でも特におすすめの牛革アイテムを4つご紹介します。

iPhone ケース

iPhone ケース

BONAVENTURAのiPhone ケースは、世界的に有名なドイツのタンナー Perlinger社で作られたプレミアムレザーを使用し、丁寧にデザインされています。

ケースの形やレザー・カラーもバリエーション豊かにご用意しています。

イニシャルや記念日の刻印・左右のデザインを入れ替えた左利き用など、自分だけのオリジナルケースが作れるカスタマイズサービスも利用可能です。

レディースバッグ

レディースバッグ

BONAVENTURAでは、ハンドバッグ・トートバッグ・ショルダーバッグはもちろん、トレンドのスマホバッグなどもご用意しています。

その中でも特におすすめなのが、BONAVENTURAを象徴するシグネチャーバッグのミア トートバッグやエマ バッグです。

上質なレザーの手触り、細部までこだわり抜いた洗練されたデザインをお楽しみください。

メンズバッグ

メンズバッグ

BONAVENTURAのメンズバッグは、シンプルながらも洗練されたデザインの中に、細部に至るまで磨き上げられた機能性を共存させています。カジュアルなシーンからフォーマルなビジネスシーンまで、幅広いスタイルをサポートする上質なレザーバッグを豊富にご用意しています。

熟練した革職人が仕立てた確かなクオリティをご堪能ください。

財布

財布

BONAVENTURAの財布は、ユニセックスで使えるタイムレスなデザインと豊かなカラーバリエーションが特徴です。

豊富なラインナップの中からお気に入りの商品を見つけてみてください。

BONAVENTURAのすべてのレザーアイテムにはライフタイム保証がついているため、末永くご愛用いただけます。

牛革の魅力を知れば革製品選びが楽しくなる

牛革は、耐久性が高く、加工のバリエーションも豊富な素材です。また、肌触りが良く、経年変化も楽しめることなども、牛革の魅力です。

一方で、水に弱く、色落ちする場合があるというデメリットもありますが、これらのデメリットはアイテム選びの際に注意すればカバーできます。

BONAVENTURAでは、バリエーション豊かなカラーと洗練されたデザインが特徴的な、さまざまなアイテムをご用意しています。

BONAVENTURAの公式サイトから、お気に入りの一点を探してみてはいかがでしょうか。

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